イヴォンヌ・レイナーをはじめとするポストモダンダンスのダンサー/振付家について研究。とくに、ミニマルな構成要素によるダンスが、どのように反戦運動やフェミニズム運動に呼応し、観客の身体を揺り動かしていたのかということに関心があります。ウェブ版「美術手帖」や株式会社ボイズでの執筆・編集を経て、現在出版社の書籍編集。

1998 神奈川県に生まれる
2020 東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 卒業
2023 東京工業大学 環境・社会理工学院 社会・人間科学コース(伊藤亜紗研究室)修了
修士論文タイトル「ポストモダンダンスにおけるダンサーと観客の関係──差異の発見としての身体的共感」

writing/editing works
○執筆
「“家のない体”が立ち上げる共同体。倉田翠主宰、akakilike『希望の家』レビュー」(Tokyo Art Beat、2024)
ハラサオリ『P wave』劇評(紙背web、2024)
チーム・チープロ『nanako by nanako』劇評(紙背web、2024)
・査読論文「ポストモダンダンスにおける観客性と「身体的共感」──イヴォンヌ・レイナーの作品を中心に」『Commons』第3号(東京工業大学 未来の人類研究センター、2024)
・展覧会レビュー「だらしない機関のために──Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎」(Art it、2023、飯岡陸+白尾芽として)
・論考「身体のうえに歴史を編む──「教える」という実践」『悲劇喜劇』2023年3月号(早川書房)

○そのほかの活動
港区(仮称)文化芸術ホール気運醸成事業に2022年9月からアソシエート・リサーチャーとして参加
・ZINEをつくるグループ「LOVE & HAPPIES(ラブ・アンド・ハッピーズ)」を2023年からスタート

○インタビュー
傷つけるからこそ癒やすことができる──銅版画家・村上早さん(創造都市横浜、2022)
赤木俊夫さんの日常を演じる。気鋭のドキュメンタリーアクター、筒 | tsu-tsu インタビュー(Tokyo Art Beat、2022)
対話のなかで考える美術とジェンダー、フェミニズム。ひととひとインタビュー(ウェブ版美術手帖、2021)
都市を変えるための場、そこにある即興の技術。Aokidインタビュー(ウェブ版美術手帖、2021)
個人的な空間から広がる声の連なり。青柳菜摘+佐藤朋子インタビュー(ウェブ版美術手帖、2020)
新たな食とギャラリーのあり方を実践する。「lavender opener chair・灯明」インタビュー(ウェブ版美術手帖、2020)

exhibition and event
2021 「どうぶつえん vol.13」(代々木公園)
2020 「第68回 東京藝術大学 卒業・修了作品展」(東京都美術館)
2019 「ステューデントアートマラソン vol.15」(blanClass、白尾芽+中西真穂として)
2018 「Vacances」(東京藝術大学大学会館)
2017 「そこにいた、ここにいる」(東京藝術大学 藝祭)企画

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